【Chapter81】世界で活躍するアスリートの思考とは!?日本人選手の名言集
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今回の内容としては今世界でも活躍している、もしくはしていたアスリートの名言を集めることで何故トップアスリートになれたのかその言動から読み解いていきたいと思います。
以前にも名言集に関しては2つの記事でまとめさせていただいております。
有名経営者の名言
若手経営者の名言集
こちらもご興味があればぜひ併せてご覧ください。
それでは早速紹介していきます。
選考基準
今回の選考基準と致しましては日本人限定で世界で活躍した活躍した選手を中心に選ばせていただきました。
その為、現役・引退は問わず誰でも知っている超有名なスポーツ選手がほとんどなので世界の頂点に立つことができた思考と行動などに共通点や再現性を見つけれればと思っております。
最近あったラグビーワールドカップでもそうだったように近年では世界との差も縮まってきております。
その背景には道を切り開いてくれた先駆者がいたからこそ、今の現状があると思いますので今活躍している選手、道を切り開いてくれた選手どちらとも紹介させていただきます。
世界のトップアスリート
イチロー
愛知県出身の元プロ野球選手で現在46歳。
日米で通算28年プレーし、メジャーリーグでの最多安打記録(262安打)保持者であり日本が誇る安打製造機。
記録だけでなく数々の名言も残している名選手ですがその一部を紹介させていただきます。
名言集
・「できなくてもしょうがない」は終わってから思うことであって途中にそれを思ったら絶対にできません。
・前向きに食事をし、前向きに買い物をした。何事も「前向き」に行動することだ可能性を生む。
・成績を出しているから今の自分でいいんだという評価を自分でしてしまったら今の自分はない。
・特別なことをするために特別なことをするのではない、特別なことをするために普段通りの「当たり前」のことをする。
・常に人に笑われてきた悔しい歴史が僕の中にあるが、僕は子供の頃から人から笑われてきたことを常に達成してきたという自負はある。
・「驚かれている」ならまだまだです。「驚かれない」ようになりたいです。
・第三者が評価を意識下生き方はしたくない。自分が納得した生き方をしたい。
たくさんありましたが以上になります。
常に野球界のトップに立ち続け、新たなことに挑戦し続けているイチロー選手だからこそ納得する言葉が多くありました。
経営者などは常に変革を求めていましたが、イチロー選手は自分のやってきたことに絶対的な自信があるからこそあえて周りに流されず自分で道を切り開いていたので成功する為にはやはり自分に自信を持つ、その為の努力を行うことが重要だと感じました。
本田圭祐
大阪府出身のプロサッカー選手、指導者、実業家と様々な顔を持つ現在33歳。
サッカー日本代表としても非常に有名ですが、若くして海外に渡りあの名門ACミランではエースナンバーである背番号10を背負ったことのある唯一の日本人です。
独特な言い回しやビッグマウスとも呼ばれた本田選手ですがどんな名言があるのでしょうか。
名言集
・勝負を決めるのは準備。中でも気持ちの準備以上のものはないと思う。
・環境というのは与えれれるようじゃダメだ。自分で作り出すもの。
・俺ってすごくポジティブな性格だけど裏を返せば、実はすごく不安な性格なんです。不安だから努力しようと思う。簡単に言えば強がっているんですよ。
・リスクのない人生なんて、逆にリスクだ。僕の人生なんてリスクそのものなんで。
・地位や安泰なんて考えるようだったら、今の僕はない。
・時に現実を受け入れることに慣れ過ぎてしまうと止まってしまう。それは怖いことでもある。
たくさんありますが以上になります。
若くして成功をしているので勝手にエリートなイメージがありましたが発言からはそのようなことは感じられず、ハングリー精神の塊のような選手でした。
サッカーだけでなく様々な分野で活躍するということはそれだけ考え方も変わり続けていることになるので思考を止めず走り続けるところは起業家だけあって経営者とも考え方が近いように思えました。
今後スポーツをやる上でもフィジカルだけでなくロジカルも重要になってくるのではないでしょうか。
錦織圭
島根県出身の男子プロテニス選手の現在29歳。
ATO(男子プロテニス協会)が発表する世界ランキングではアジア人男性歴代最高位であるシングルス4位と日本男子史上初のランキングトップ10に入った選手。
フォアハンドでチャンスボールをジャンプして打つ強打を得意技として「エア・ケイ」と呼ばれ錦織選手の代名詞となっていますがどんな名言があるのでしょうか。
名言集
・プレッシャーがない人生より退屈なものはない。
・自分として武器を持つことが1番大切なんじゃないかと思います。
・周りの目を気にするのではなく、自分の道をまっすぐ進めるそんな人間になりたい。
・いつでもラッキーがくる!そう思え。
・少しずつ目標を高いところに置いて、徐々に上がって行ければいいんじゃないかと思います。
・プロになって気持ちが強くなったと思う。諦めないようになった。勝ちたいという気持ちが強くなった。
たくさんありますが以上になります。
若くして世界で結果を出せることができた理由としてメンタル、気持ちの部分が非常に大きかったのではないかと思えるような内容が多かったです。
これはイチロー選手や本田選手とも共通なところですが、錦織選手は特に気持ちを前に出す為にどうすればいいか、まず相手に気持ちで負けない、プレッシャーに押されないということを意識的に考えているのではないかと思いました。
世界の第一線で活躍している選手でもやはり気持ちをどうコントロールするかということが重要なのでしょう。
羽生結弦
宮城県出身のフィギアスケート選手で現在24歳。
ソチ、平昌オリンピック2大会連続優勝で国民栄誉賞の最年少受賞者。
世界でもトップの選手はどんな思考なのか名言をまとめていきたいと思います。
名言集
・期待される感覚が好き。それはプレッシャーじゃなくて快感なんです。
・特に自分では謙虚と思っていない。貧欲だし、勝ちにこだわる。勝ち気だしビッグマウスと思われていると思う。
・負けても悔いはないは嘘。勝てない試合が楽しいわけがない。
・いつも心を開いているんです。心を開いていなきゃ、何も吸収できないし面白くない。心を開くことが成長の原動力。
・自分が負ける勝つではなく、高みに立とうとしていることが大事。
・出来ることを出し惜しみしてやっていてもつまらない。それは一生懸命ではない。
・王者になる。まずそうして口に出して、自分の言葉にガーッと追いつけばいい。
たくさんありましたが以上になります。
羽生選手はクールなイメージがありましたが秘めたる思いは熱く、勝ちに貧欲で、泥臭いところもあるんだと名言を追っていく中で違う印象を受けました。
一流のアスリートは私たちが経験することのないプレッシャーや期待を受け、それに日々追い詰められていると思います。
ただ、羽生選手はそれを楽しんでプラスに捉えることが出来ているので世界のトップに立ち続ける事が出来ているのでしょう。
北島康介
東京都出身の元競泳選手で現在37歳。
アテネ、北京オリンピックにおいて100m、200m平泳ぎでオリンピック史上初の2大会連続2種目金メダルという偉業を達成。
2004年のアテネオリンピックでは「ちょー気持ちい」で流行語大賞、2008年の北京オリンピックでは「何も言えねえ」で流行語大賞にノミネートと流行語を作ってきましたがどんな名言があるのか必見です。
名言集
・何お犠牲にしていません。何かを犠牲にしていたら続けることなんて無理です。ただ泳ぐのが好きだからできただけです。
・普段から、自分がガッツポーズして喜んでいる姿とかイメージしている。
・負けを知ったとき初めて勝つことができる。
・心の奥が燃えないと戦えない。
・オリンピックに出ても勝たなければ喜べないんだと気付かされた。
・強い自分でいるという気持ちが100分の1秒を切らせた。自分でもさすがだと思います。
たくさんありますが以上になります。
北島選手からもメンタル、特に気持ちの面で強くあり続ける必要があると感じましたがその理由として純粋に泳ぐことが好きということが根底にあるのだと思いました。
純粋に好きだからこそ続けれるし勝ちたいという気持ちになってくる。
実力とメンタルが追いつかず苦労するところ、根底にメンタルがありそこから実力に変えていくからこそ選手寿命が短い競泳の中でも長きにわたってトップに立て続けたのだと感じました。
傾向と分析
今回競技が異なる5人の世界で活躍しているトップアスリートの方の名言集をまとめてみましたが共通点も多くみられました。
特に感じたこととして
- 勝ちに貪欲に拘る
- プレッシャーをものにする
- ハングリー精神
- 挑戦し続ける
- 負けることで学ぶことがある
- 自分の活動に自信を持つ
などの共通点がトップアスリートの選手にはみられました。
特にメンタルの部分に関しては常に周囲から期待や注目を浴びる為、結果を出して当たり前という雰囲気になるのでそのプレッシャーはおそらく常人では耐えることのできないものだと思います。
その中でどう自分に打ち勝つかが重要なポイントになるのではないでしょうか。
各選手によってその方法は異なってきますが、自分のやってきたことに対してやりきり、自信を持つこと。
そしてその成功例を普段からイメージすることで大舞台でも動じないメンタルを作り上げていく選手が多いような印象を受けました。
最近テレビでも日の目を浴びなかった天才が特集されていたりしますが、怪我を除けば今活躍している選手との差はやはり精神面なのではないでしょうか。
その番組に出る選手の多くがこれから活躍出来るイメージができないや勝ち続けるための強い意志がなかったり精神面で挫折している姿をよくみます。
1流のアスリートになるためには実力以上にメンタルを鍛えることが重要になってきそうです。
これをビジネスに当てはめるとビジネスもスポーツと同じ勝負の世界です。
もし周囲との実力の差で悩んでいるのであればメンタルを鍛えることでその差は埋まってくるのではないでしょうか。
最後に
今回の内容として世界で活躍するアスリートの思考を名言から収集することでその傾向やビジネスでも応用できないかについて紹介させていただきました。
今まで紹介していた経営者とは考え方がまた違っており、アスリートの方がメンタル面を重視しているような印象でした。
ただ、世界で活躍するような成功している人の考え方には共通点もあり、見習うべき考え方も多くありましたのでこれを今後仕事に活かして今後の自己成長につなげて行きたいと思います。