【Chapter72】外国ETFの定期買付実施報告!SBI証券のメリットと選んだファンドの紹介
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今回の内容としては先月からSBI証券を活用した外国ETFの定期買付を実際に行ってみましたのでその報告をさせていただきます。
実際に行った手順だけでなく併せて選んだファンドとその理由、現在の状況に関しても一緒に紹介させていただきます。
外国ETFのメリットについては以前紹介しておりますのでこちらも併せてぜひご覧下さい。
それでは早速紹介していきます。
SBI証券のメリット
外国ETFの定期買付が可能なのはSBI証券のみ
以前の記事でも紹介しましたが証券口座を開設するとしたら2択になります。
1つは楽天証券
もう1つはSBI証券になります。
この2つの証券会社のどちらかで口座を開設すれば間違いないですが、本日はその中でもSBI証券にしかないメリットとして「米国株・外国ETFの定期買付サービス」がありますので今回の内容はこのサービスを活用して実施したものになります。
この定期買付サービスとは投資信託や積立NISAのように好きな日付け、曜日などを設定することでこちらから購入の手続きをしなくても自動的に外国ETFを購入してくれるサービスになります。
これはSBI証券でしかないサービスとなっておりますので今後外国ETFの定期買付を考えるのであればSBI証券を開設しましょう。
何故外国ETFの定期買付がメリットなのか?
資産を効率的に形成していく手法としては非常に理にかなっておりますのでその理由について2つの観点から紹介させていただきます。
手数料が安くなった為身近なサービスになった
元々米国株・外国ETFの買付手数料は今と違い最低5ドル必要だった為、最低でも1000ドル単位で購入しないと手数料負けしてしまう状況がありました。
その為、これまでは定期買付サービスの利便性は感じていましたが最低1000ドルという金額のハードルが高くそこまでメリットの感じないものとなっておりました。
しかし現在は2019年7月22日より最低5ドルだった手数料が0ドルに引き下げられた為、金額のハードルがなくなり誰でも利用できるサービスとして非常に身近なものとなりました。
定期買付を行うことで精神的負担が軽減できる
外国ETFの主なメリットとして
- 少額の資金で分散投資が可能
- 信託報酬が投資信託よりも低い
- 成長市場に投資することでドルコスト平均法の恩恵を受けられる
このようなものが挙げられます。
一方で投資信託と違って購入するタイミングは自分で検討しなければいけません。
株式投資で1番難しいと言われているのが売買のタイミングと言われております。
特にETFのように市場全体と連動しているような金融商品に関しては市場の影響を受けやすく売買するタイミングが更に難しくなってきます。
そのタイミングを定期買付で自動的に行うことで検討時期を考える手間を省くことができ精神的負担を軽減することができます。
このことから効率的に資産を形成していく投資手法として外国ETFの定期買付は投資信託と同様に手間を省くことができるので非常に優れた投資手法だと言えます。
SBI証券での定期買付の手順
SBI証券で購入する為にはまず外国株式口座が必要になってきます。
こちらの記事で紹介しておりますので手順に関しましてはこちらもご覧下さい。
選択したファンドとその理由
今回4つのファンドを選び、今後定期買付を行なっていくますのでその選択した理由について紹介させていただきます。
基本的な考え方として右肩上がりで成長しているファンドで配当金にも期待が出来るものを中心に長期的に保有できるファンドを選定しております。
HDV (iシュアーズコア米国高配当株ETF)
10年間のチャートはこちらになります。
配当利回りは約3.2%となっており、名前の通り米国高配当銘柄のみ75銘柄で構成されております。
構成業種として
1位:エネルギー
2位:生活必需品
3位:ヘルスケア
と日常生活に関連した銘柄を中心に構成されてあることから比較的安定傾向が強いと言われております。
VOO(バンガードS&P 500ETF)
10年間のチャートはこちらになります。
配当利回りは約1.9%でS&P500の銘柄で構成されているETFになります。
構成業種として
1位:情報技術
2位:ヘルスケア
3位:金融
と特に情報技術が全体の3割を占めていることもあり米国経済の現状を表している企業が多いです。
VTI(バンガードトータルストックマーケットETF)
10年間のチャートはこちらになります。
配当利回りは約1.8%で米国株式市場の銘柄をほぼ100%カバーしている為、投資対象は3500銘柄もあり米国経済そのものに丸ごと投資をしているのが特徴です。
構成業種として
1位:テクノロジー
2位:金融
3位:消費者サービス
こちらも米国経済全てを網羅していることになるので非常に現状が表れていることがわかります。
VYM(バンガード高配当株式ETF)
10年間のチャートはこちらになります。
配当利回りは約3.5%で、米国高配当株400銘柄以上と幅広く分散して投資していることが特徴です。
構成業種として
1位:金融
2位:一般消費
3位:ヘルスケア
こちらも高配当株中心にも関わらず安定的な企業が多いので景気にあまり左右されないことがわかります。
以上の4つのファンドですが、高配当を中心としたファンドに関してはより安定的な銘柄構成でポートフォリオを組んでいるもの、また米国市場全体が右肩上がりに成長している市場なので市場全体に投資が出来るファンドとなっております。
この2つ視点から選出した結果この4つのファンドを選ばせていただきました。
その為、主に成長でのリターンを得ようと考えておりますがその補填として配当金という立ち位置で考えておりますのでより安定的な銘柄を選んだ次第になります。
今後の展望
現在は毎月15日に1株づつ購入するように設定しておりますので月におおよそ6万〜7万くらいを外国ETFに投資していきます。
現在までの実績として
・HDV:4株(+11.24ドル)
・VOO:4株(+60ドル)
・VTI:7株(+56.91ドル)
・VYM:7株(+29.68ドル)
合計+157.83ドル(+17,045円)となっております。
以前記載した今後のポートフォリオの中で来年までには外国ETFの保有資産を150万円まで増やそうと考えております。
理由としてはこの150万円分の外国ETFを保有することで約2.6%の配当利回りで計算すると年4万円の配当金を得ることができます。
また、成長性でも利益に関しても現在日本円で17,045円を得ております。
そのことから市場全体の成長で資産を形成していき、配当金でキャッシュフローを作っていくことで将来のセミリタイアへ向けてお金のなる木を植えていきます。
現在の状況としては約35万円分保有しておりますので年末に150万円まであと13ヵ月で115万円。
月に直すと9万円弱という数字になります。
このままでは150万円に達しない計算になりますが、今の株高の状況を考えると焦るべきでもないのかなとも思いますので、来年あたりまで様子を見て場合に応じてその都度追加で購入していこうと考えております。
資産を増やすだけでなく配当金でキャッシュフローも増やしていきます。
まとめ
今回の内容としましては外国ETFの定期買付の実施しましたのでファンドと現在の状況を報告させていただきました。
ETFは投資信託と違い配当金を得ることが出来る投資手法となっております。
通常の金融商品ではこのような配当金がでるものは資産価値の成長を見込まれないものが多く自分の資産を切り崩してもらっているものが多い状況です。
しかし、右肩上がりをしている市場に投資出来るだけでなく配当金ももらうことのできる投資手法は外国ETFでは実現することができるので効率的に資産を形成する手法としては非常に推奨させていただいております。
SBI証券でなければこのような投資手法はできませんのでSBI証券で口座を開設している方はぜひおすすめします。