【Chapter36】代表的な投資手法10選!投資別に向いてる人とメリット デメリット
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投資と聞いてみなさまはどのようなものを想像されますか?
株とかFX、不動産など具体的な投資方法を思い浮かんでいると思いますし、お金稼ぎや危険で損するなどイメージで思い浮かべた人もいると思います。
そんな中で今回は投資といっても様々な種類がありますので、その投資の種類を紹介してさらに種類別にどんな人がこの投資に向いているのか、またメリット、デメリットを紹介したいと思います。
これから投資を始めようと思う方やさらに違う投資を考えている方がいらっしゃいましたらぜひ参考にしていただけると嬉しいです。
代表的な10種類の投資方法
この図のように投資と一言でいってもその手法は様々あり、何を目指すかで大きく投資の仕方が変わってきます。
大きく稼ぎたい人が国債を購入しないですし、反対に手堅く増やしていきたい人はFXなんかは選択しません。
このように、リスクとリターンのバランスを考えて自分に合った投資手法を選ぶのが先決です。
次から投資手法の紹介させていただきますが、見やすいようにリスクが低い順に紹介させていただきますので最後になればなるほどリスクが高くリターンも大きい投資となっております。
(※リスクが低いとは相対的な評価と主観で決めさせていただいてます)
評価は★の数が多いほどリスク、リターンが多いことを意味しており
最小は★1で最大★5で評価させていただきます。
個人向け国債
- リスク:★(小)
- リターン:★(小)
こんな人におすすめ
→安定して資産を増やしていきたいけど、貯金では物足りない人
内容としては国が発行する債券を購入することで国にお金を貸し、一定期間後に金利を乗せた価格で受け取る投資手法になります。
メリットとして
- 国が破綻しない限り元本割れリスクはないので非常に安定した投資手法
- 金利も銀行で預ける定期預金よりも高い(例 銀行:0.01%、国債:0.05%)
- 少額投資が出来る(1万円から1万円単位で)
となっております。
デメリットとして
- すぐに換金できない(最低1年)
- 購入できる期間が決まっている
- 他の投資と比べて金利が低く、大きな利益は見込めない
となっております。
まとめると
少額から始めることができ、銀行で預けるよりは金利が良く元本が割れることなく比較的安定に運用することができますが、他の投資と比べても金利が低く大きな利益が見込めないので安全に少しづつ貯蓄を増やしてした人向けの投資手法となっています。
ただ、すぐに換金できない点に関しては注意が必要です。
個人向け社債
- リスク:★(小)
- リターン:★(小)
こんな人におすすめ
→安定して資産を増やしていきたいけど、国債では物足りない人
内容としては国債と同じように、今度は一般企業にお金を貸し、一定期間後に金利を乗せて受け取ることができる投資手法になります。
メリットとして
- 定期預金や国債と比べて利息が高い(例ソフトバンク 1.8%)
- 大企業ほど元本割れリスクが低い
- 売却益も得られることがある
以上が挙げられます。
デメリットとして
- 購入単価が高い(最低10万円や多くて100万円必要)
- 返済が100%ではない(経営状況による)
- 償還期間が長期で価格変動制がある
以上が挙げられます。
まとめると
国債と要領はほぼ同じですが、異なる点としては国にお金を貸しているのか企業にお金を貸しているかの違いです。国が破綻することは考えにくいですが企業が倒産するのは考えられるのでそのリスクがある分国債よりリターンが大きくなっています。
特にソフトバンクやSBI、マネックスの社債などが人気になっております。
IDeCo
- リスク:★〜★★(投資先による)
- リターン:★〜★★(投資先による)
こんな人におすすめ
→老後のために今のうちからお得に資産形成したいと考えている人
内容としては私的年金の位置付けであり、毎月一定の金額をあらかじめ用意された定期預金や保険、投資信託といった金融商品で運用することで60歳以降に運用した金額を受け取る投資手法です。
メリットとしては
- 積立の掛け金が全額所得控除され節税になる
- 運用で得た利息や運用益が非課税(通常約20%)
- 受け取るときも控除の対象となる
などがあります。
デメリットとしては
- 60歳まで引き出せない
- 口座の管理費が必要になってくる
- 商品によっては元本割れリスクが考えられる
などがあります。
まとめると
将来年金だけでは不安という方にとっては税金面でも優遇されるので他の投資をするようりはIDeCoを活用した方がお得になります。
早く始めれば始めるほど恩恵を得ることができますが、短期的に資産を増やしていく投資ではないのでそこは投資の目的を考えておきましょう。
私も個人ではやってないですが会社の制度を利用して入ってます。
ただ、こちらも60歳まで受け取れないので注意が必要です。
投資信託
- リスク:★★〜★★★(投資先による)
- リターン:★★〜★★★(投資先による9
こんな人におすすめ
→分散投資をしたいが資金の面で難しい人、プロに運用を任せたい人
内容としては複数の株や債券などをまとめた金融商品であり、その選定や運用もプロの投資家が管理するので初心者の方でも比較的安心な投資手法となります。
メリットについて
- 少額から始められ、積立投資をすることができる(最小100円から)
- 少額で分散投資をすることができる
- プロが管理するので運用を任せることができる
などがあります。
デメリットについて
- 運用管理費用(信託報酬)などの費用がかかります。
- 元本割れリスクが考えられる
- 短期的に大きな利益をあげることは難しい
などがあります。
まとめると
どの国や企業に投資をしたらいいのかわからないという人やリスク回避のため分散投資をしたという人にとっては金融商品がパッケージ化されていますし、プロが運用するので初心者でも比較的しやすい投資手法なのではないでしょうか。
最近では積立NISAなども注目されていますので20年間、年40万円という制限はありますが税金面でも控除されるので非常におすすめしている投資の1つです。
私も行っている投資になります。
ETF(上場投資信託)
- リスク:★★〜★★★(投資先による)
- リターン:★★〜★★★(投資先による)
こんな人におすすめ
→手数料などをなるべく抑えて投資信託を行いたい人
内容としては投資信託の金融商品がそのまま株式市場に上場しているものになります。
そのため売買に関しては投資信託ではプロが管理していましたがETFでは自分自身で管理しなければならなく、その分信託報酬が低いことが特徴です。
メリットについて
- 信託報酬などの手数料が投資信託と比べて割安
- 分散投資をすることができる
- 自己判断で売買できる
などがあります。
デメリットについて
- 購入資金が投資信託と比べて必要になる
- 短期的に大きなリターンは難しい
- 積立投資ができない
などがあります。
まとめると
投資信託とETFは似て非なるものですが同じ金融商品をと扱っていますが、違いとしては管理がプロが行うのか自分で行うのか、管理とは主に売買になりますがこの手間がない分ETFの方が手数料が安くなっています。
その為、これはという金融商品があれば自分で購入しても良いのではないでしょうか。
私もアメリカ株のETFを購入しています。
REIT(不動産投資信託)
- リスク:★★〜★★★(投資先による)
- リターン:★★〜★★★(投資先による)
こんな人におすすめ
→少ない資金で不動産投資を行いたい人
内容については不動産を証券化し、証券取引所で売買できるようにした投資で一般投資家から資金を集めて運用するので投資信託やETFの不動産バージョンのようなものです。
メリットについて
- 少額で不動産投資を始めることができる
- 複数の不動産へ投資したことになるので分散投資になる
- 不動産投資と違って流動性が高い
などがあります。
デメリットについて
- 不動産の実物所有ができない
- 上場廃止、投資法人の倒産リスク
- 金利上昇リスク(分配金が減少する)
などがあります。
まとめると
本来まとまった資金がないと投資できない不動産投資に資金が少なくても不動産投資ができることが1番の魅力です。
また、投資対象としてもマンションやアパートだけでなく大型ビルや商業施設、物流施設など幅広く選べることもできそれに合わせて利回りなども自分で選択できるのも魅力の1つです。
株式投資
- リスク:★★★〜★★★★(銘柄による)
- リターン:★★★〜★★★★(銘柄による)
こんな人におすすめ
→ある程度のリスクは許容で期間に制限されず自由度の高い投資をしたい人
内容について最も有名な投資手法で手軽に投資できるのも魅力です。上場している企業の株式を購入して価格が上がって売却するか配当金で利益を出す手法になります。
メリットについて
- 手軽に始めることができる
- 短期でも長期でも自分の戦略に合わせて投資をすることができる
- 短期間でも大きな利益を出すことができる
などがあります。
デメリットについて
- 短期間で大きな損をすることがある
- 企業が倒産してしまうリスクがある
- 時代の流れに左右されやすい
などがあります。
まとめると
投資をするにあたって株式投資は避けて通れない投資手法になります。
今後成長するであろう企業に投資をして株価が上がったら売却するのもよし、年に数回もらえる配当金ももらって利益を出すのもよし、株主優待がある企業に投資をして商品をもらうのもよしと自分の投資手法に合わせて投資できるのが最大の魅力になります。
流動性の高さから短期で大きく利益を上げることもありますが反対に大きく損をする場合もあるので慎重な投資を推奨します。
私も現在メインで行っている投資手法になります。
不動産投資
- リスク:★★★★
- リターン:★★★★
こんな人に向いている
→長期的に不労所得を作りたい人
内容についてはこちらも有名ですがアパートやマンションなどを購入してその家賃収入を受け取ることで利益を得る投資手法になります。土地が上がれば売却で利益も出ますがかなりハードルは高くなっています。
メリットについて
- お金を借りて投資をすることができる
- 節税効果にもなる(所得税)
- 長期的に安定した収入を得ることができる
などがあります。
デメリットについて
- 老朽化や災害リスク
- 空室による収入の低下
- 土地や建物の条件次第では負債になる
などがあります。
まとめると
アパートなど安くても2000万円くらいするので一括で購入できないのでローンを組んで投資をすることになります。
そこから得られる家賃収入を毎月の返済額と諸経費から引くと利益になるので構造上自分が働くても所得を得るとができます。
ただ、空室が出たり老朽化による家賃の下落などで家賃収入より返済額と諸経費が逆転してしまうと負債になってしまいます。額が大きいのでリスクも大きいですが上手く投資をすれば非常に効果できな投資手法になります。
私もまだ初めてはいないですが今最も注目している投資手法になります。
FX(外国為替証拠金取引)
- リスク:★★★★〜★★★★★(通貨による)
- リターン:★★★★〜★★★★★(通貨による)
こんな人におすすめ
→少ない資金で大きな利益を短期間で得たい人
内容については通貨の価格が変動していますがその価格の差を利用して利益を得る投資手法になります。レバレッジというものがあり少ない金額でも大きく投資できることが最大の魅力になります。
メリットについて
- 短期間で大きな利益を得る可能性がある
- レバレッジがあり資金の最大25倍のお金を動かすことができる
- 平日は24時間いつでも取引できる
などがあります。
デメリットについて
- 短期間で大きな損をする可能性がある
- 大幅な価格の変動があると強制決済(ロスカット)がある
- タイムリーに価格が変動するので気持ちが休まらない
などがあります。
まとめると
少額の資金で大きく利益を出せる可能性があるので非常に魅力的ですが、その一方でお短期間で大きく損をする可能性もあります。
24時間、タイムリーに価格が変動するのでいつでもチャンスがありますし、いつでもピンチになります。
ここの投資以降は初心者はあまりおすすめは出来ませんがする際は自己責任でお願いします。
仮想通貨
- リスク:★★★★★
- リターン:★★★★★
こんな人におすすめ
→少ない資金で短期間で大きく利益を出したい人
内容についてはニュースでも話題のインターネットで取引ができる通貨になっています。
同じ通貨を扱う投資でもFXだとその国が担保になっていますが、仮想通貨では担保になるものがなく価値も非常に激しく動きます。そのため少ない資金で短期間でも大きく利益を出せる可能性があり非常に夢のある投資手法です。
メリットについて
- 少額で短期間でも大きく利益を出すことができる
- 今後伸びてくる可能性がある市場
- 様々な種類の仮想通貨があるので分散投資ができる
などがあります。
デメリットについて
- ハイリスクなため、大きく損する場合もある
- 紛失やハッキングの可能性
- マネーゲームになっている
などがあります。
まとめると
仮想通貨で一時期話題になった億人という言葉があるように一攫千金が狙える投資手法となっております。その一方で国の通貨のように信用がないのでどのような契機で価値が変わるのか一貫性がなく予想しづらく大きく損する場合もあります。
また、以前ニュースでもあったようにハッキングされて資産を全て紛失してします恐れもあるのでハイリスクですがハイリターンな投資手法となっております。
初心者にオススメの投資手法
これまで10種類の投資手法をご紹介させていただきましたが、リターンがある投資はその分リスクがある投資になります。
一般的に投資はプロが勝つと言われているので初心者が闇雲に手を出すのは非常に危険ですがその中でもおすすめしたい投資手法としては投資信託になります。
特にアメリカ市場ではこのように過去50年間株価が常に上昇していることがわかります。
投資信託は投資の中で唯一プラスサムゲーム(みんなが勝てる投資)と言われています。
積立NISAなどを活用して毎月積立ていけば将来的に貯金するよりも資産が形成できる可能性が大きいので初心者でもおすすめな投資手法となっております。
日本の投資信託でもアメリカ株に投資しているものがあるのでぜひ参考にしてみてください。
最後に
今回リスクとリターンの違う投資手法を10種類紹介しましたがご覧になっていかがだったでしょうか。
まだまだ紹介しきれていない投資手法も多く存在しますので自分の目的に合わせた投資ができる可能性はさらに広がっています。
今は低金利の時代でひと昔のように銀行に預けておけばなんとかなる時代ではないでの今後投資は必ずしなければならないものになってくると思うのでこれをきっかけに興味を持っていただけると嬉しいです。
そもそもなぜ投資をしなければならないのかは私が人生で最も影響を受けた金持ち父さん貧乏父さんを読むことで学べるので是非1度ご覧下さい。